ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ
(Rene Van Dale Watanabe)
1942年 東京に生まれる。
学習院中等科、高等科を経て、学習院大学文学部卒業。卒業後、ユネスコ国際文化交流組織の派遣学生として、ロンドン青少年科学会議に参加。帰国後、六本木・狸穴にアトリエを開設。エッセイ、シナリオなどの執筆活動を開始する。
集英社「non・no」創刊と同時に、「西洋占星術」のコラムを担当。以来、35年間、一号の支障もなく連載を継続している。その間、マスコミ各誌に西洋占星術、エッセイ、評論、心理テストなどを執筆。心理学、文化人類学、比較宗教学、超越瞑想などの分野で教壇に立つこともある。
占星学の分野では、「占い」の本質を心理学、文化人類学、宗教学の一分野として捕らえ、新たなる心理来談療法として改良し、日本で初めての本格的「ホロスコープ・カウンセリング」の基礎を完成させる。
人間の苦悩は、人間が「時間的空間」を認識したことに始まると考え、ここに着目し、独自に研究開発した「時空心理学」に基き、来談者中心のカウンセリング療法を行っている。
科学万能が叫ばれた20世紀には、「占い」は非科学的なものとして、排斥される傾向が強く、その効用を学術的な立場から研究する者はほとんどいなかったが、「占い」の持つドグマを排除し、有効性を抽出して、現代心理カウンセリングに応用できるように再構築した。
また、ボランティアとして、現代人の悩み相談の「ホットライン」を開設し、35年間にわたって、社会奉仕活動を続けている。現在は、後進の指導に当たる他、エッセイ、小説、評論などの執筆活動に専念している。
祖父は江戸文学者 宮川曼魚。弟はファッションデザイナー 渡辺雪三郎。
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