百聞は一見にしかず。もしも、あなたが何かの病でとても悩んでいるのなら、もしくはよりストレスフリーな生活を望んでいるのならば、ぜひ、講演とクラシックオルゴールの生音を聞いてみてください。子どものときに聞いていたオルゴールの懐かしさ、音の持つ純粋な美しさ、名曲ゆえの迫力……。その時、心は安心して泣き始めているかもしれません。
音は振動であり波動です。骨伝導で届いた音は難聴の人にも聞こえるそうです。音とは縦波で伝わるエネルギーであり、良い音は素晴らしいエネルギーを運びます。だからこそ昔から言霊などという言葉もあるのでは。
誰にもいえないけれど、「摂食障害で悩んでいる」「うつ病じゃないかと自分で思う」「不定愁訴で辛い」など、自律神経が影響する病でお悩みの方には、特にお勧めです。振動で水がゆれるように、心や疲れた頭もきっとオルゴールの音でとかされていきます。実際、脳幹や視床下部に効果を発揮するオルゴール療法は、精神疾患に悩まれている方に明るい光をもたらしています。
この療法で使われるオルゴールは、3.75ヘルツから10万ヘルツまでの豊富な周波数を出しています。これは単体の楽器としては驚異的なことで、日常生活でこれほどの音域を感じることはあり得ません。弦楽四重奏やオーケストラを生で聴いたときと、ほぼ同じ状況。やはりコンサートって良いものなのですね。実はパイプオルガンは単体でもこの周波数を出すことが可能。教会でパイプオルガンから荘厳な音色が響いてくるとき、思わず心が震えて涙がこぼれてくるのは理論的にも当然のことだったのかもしれません。それと同等以上のことが期待できるのが、このオルゴール療法です。
使用されるオルゴールは200年の伝統を持つスイス製のオルゴールです。木と金属の絶妙なハーモニー。よく手入れをされているからこそ出せる程良い音量。それは、深い森の奥で様々な鳥や獣や草木が奏でる音に近いものだとも言われています。私たちは日ごろコンクリートジャングルに暮らしていますが、動物である以上、あまりに自然のリズムが歪むと心身にも歪が出てくるのです。
このオルゴール療法は前述したように、脳幹、視床下部に有効に働きかけます。それらは、私たちに意思では働かない神経、つまり、臓器や筋肉を動かしている自律神経の中枢を司る身体機能の司令塔とも言える大切な部分なのです。だからこそ、不眠症などの心の問題はもちろん、アレルギーや腎臓結石、難聴、ガンなどにも実際に効果を出しているのです。「病は気から」といいますが、すべての病は免疫力が衰え身体の恒常性を失うことから始まるのではないでしょうか?
首の付け根がいつも凝っているというあなた。もしかしたら、脳幹が悲鳴を上げているのかもしれません。オルゴール音楽療法で脳をリラックスさせてあげてください。
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