癒しフェアのざわざわしている会場内でご講演をしてくださる方々に心から感謝! あえて講演会場に仕切りを作らない理由とは? この先は?
癒しフェアはご存知のように、全体が静まり返ったヒーリングサロンのようなところではありません。たくさんのブースが出て、興味津々の方やビジネス商談の方で熱気に溢れています。子どもが時々ウワァ〜ンと泣いたり(私は好きですが)。そんな中、会場のオープンスペースでご講演をしてくださる方は、本当に大変です。ブースと講演会場との垣根が無いので、周りの音が聞こえ放題。気も散るわけです。
以前、こんなことがありました。「いや、集中できなくて大変だったわよ」と言われたのです。もちろん、それはそうでしょう。よくわかっております。私は即座に謝りました。すると「そうじゃないのよ。私の問題だと気づいたの。途中から自分の世界にしっかり入れたから。ヒーラーなんだから自分の精神のコントロールくらい出来なきゃね」と仰ってくださいました。それから、何度かご講演をしていただいたのですが、一度、前日に舞台に立たれシミュレーションをしていらっしゃるのを拝見しました。なんだかそちらの方向が光っていて、ふと気がついたのです。美しい姿でした。彼女のお名前はオーラソーマのアマリン H. アオヤマさん(HP)。今回は、ご講演はありませんが、またいつかお出でいただきたい方のお一人です。
そうそう、こんなこともありました。YOUさんがトークショーをしていらっしゃったときです。クローズの会場ながら席は満席。お子様連れも多くて、途中「フワァ〜ン、モガモガ」と言うような雄たけびを会場内のお子様が上げたのです。「うん? どうした?」。これはすかさずYOUさんが仰った言葉です。どれだけその子のお母様は救われたことでしょう。会場も笑で一気に和みました。
会場内の大きな講演会場は仕切りがしてありますが、小さな講演会場は仕切りがありません。大きなところでお話をなさる方というのは、基本的には有名な方であることが多いわけです。ですから、聞きたい(見たい)方はどうぞご参加ください。そんな感じです。小さなところでご講演くださる内容は、事務局として“こんな分野があるんだ”ということに今以上に広く興味を持って欲しいという想いがあることが多いです。仕切ってあったら聞かなかったけれど、歩いていて素敵だなと思ったからつい聞いちゃった。そうしたら凄く勉強になった! そんなことが癒しフェアでは起きてくれたらいいな、と考えているのです。ですから、ご来場者の皆様、ご講演にはぜひ足を止めて、5分聞いてみてください。もしかしたら、今のご自身にタイムリーなお話かもしれませんし、必要が無ければ立ち去ればいいのです。ただ、一端お席にお座りになられたら、席を立つタイミングは見計らってくださいまし お話ししている方としては、席を立たれるととっても気になると思うのです。@立ったまま5分話を聞く。Aウン!? これはいいぞと感じたら座る。B座ったらしっかりリスニング。もちろん、最初からご興味があるものは、お早めにお席を確保されることが◎。
ざわついた会場でご講演をしてくださる方々には、本当に篤く御礼を申し上げます。これからご来場者様、ご講演者様、ご出展者様、皆様がより楽しくなれるように、事務局もよく見て考えて創意工夫をしていきたいと思います。今後は必要に応じてクローズの空間を増やすかもしれませんし。
一方通行ではなくて全員で作り上げていく癒しフェアです。癒しビジネスはマスコミが誘導してブームを作り上げていくのではなく、消費者がジャッジし、そして企業がそれに応えて高めあうものだと思っています。癒しフェアがその一端を担えるものであるようになっていきたいと思いますので、皆様、何卒よろしくお願いいたします。