「あなたを許します」。それは誰にでも必要でできること
もしも、自分の目の前で愛する人を殺されたら、あなたは犯人を前にして「許します」と言えますか? チカさんは3年前にアメリカで、親を目の前で殺され た子供が大人になった時、犯人にわざわざ会いに行き「私はあなたを許します」と言ったという話を聞いた。それは大人になったその人が“本当の許し”とし て生きるために必要なことだったのでは?
チカさんは言う。「今最も伝えたいメッセージ、それが“許し”なんです」。私達を取り巻く様々な社会現象からみてみると、20%の他者からのヒントと80%の自らの気づきが魂の成長の過程のなかで必要。「大切なのは自分で気づくことだと思う」と、柔らかい口調で語 るチカさん。
「だから私はその20%を皆さんに伝えたい。例えば、自分のなかにもう一人の自分がいるような感覚を持っている人も多くて、そういう方は自分自身の魂で生きていないのね。子供の時に親の喜ぶ顔が見たくて、気持ちとは別に無理に笑ったり。そういうことの積み重ねで、誰かが喜ぶために生きている、という『本当の自分の魂』で生きることをやっていないおかしなことになっている人は案外一杯います。DVなんかもそう。されているうちに意思とは裏腹に暴力を引き出すようになっていくことも ……。共依存ですね。どうしてもDV経験者や条件付け型枠の中で育った方などは、出来ない事を出来るなどと自分に嘘までついて相手に合わせたり、自分の魂の思いは『ノー』と言っているのをついつい『イエス!』と言ってしまう。でも、そこから抜け出すのは意外と簡単なこと。肩肘を張ることなく、そうしたことなどで苦しむこともなく、スピリ チュアルを上手く取り入れて現代社会を生きていくことができるのです」。
ヒマーチャルレイキとは、チカさんがインドのダラムサラ(ダライ・ラマ法王が住まわれている聖地)をはじめ、インド各地で修業、ヨガの概念と臼井式レイ キを合わせたオリジナル。「ヨガヴィジョンというものを取り入れています。しかし、私が最も大事にしているのは、臼井甕男(うすいみかお)先生が、京都 鞍馬山にて断食をして命をかけてこのレイキという光を下した、ということを忘れないことです。それをないがしろにしてのレイキは私には考えられません 。感謝の気持ちを持ってレイキを広げていきたいです
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