誰もが超人的なポーズを目指す必要はない
現代人に必要なヨガプログラムを確立
「僕は15年ヨガをやってきました。だから、足を頭まで持ち上げたり“いわゆる超人的なポーズ”が取れるようになりました。ヨガはインドではそもそも聖人になるための手段。けれど、現代の皆さんは、聖人になりたいわけではないですよね。肩こりや冷え性、頭痛、腰痛とか、落ち込みがちな気分を改善したいと思ってヨガをしている人が圧倒的だと思います。だから、僕のように足が頭まであがるとかそんなことではなくて、ヨガを歯磨きのように日常的に取り入れてもらって、いろいろな身体の不調や心の不安から抜け出してもらいたいんです。ヴァイクンタ・ヨガはそんな想いでつくりました。ブロックやベルトを使って、誰にでもヨガを効果的に取り入れることができます。サポート器具を使うから初心者向けというわけではなくて、上級者はさらに難易度を上げることができるんです」
身体は神殿。それを掃除するのがヨガ
続けることで呼吸も深まる
「ヨガでは、身体は神殿とされています。そして、いつでも神殿をキレイにするためにヨガをするんです。身体の掃除ですね。たとえば、呼吸。僕は痩せていますし、小さいですけれど肺活量が凄くあります。ヨガをすることで高まっていきましたね。呼吸が浅いというのは細いストローでジュースを飲むようなもの。心の面も関係しているかもしれませんが、きちんと酸素やエネルギーを取り込める身体がまずあるか、というのが大事です。キャパシティですね。ヨガをすると、普段は気にもしない呼吸へと意識が向きます。“あ、私鼻呼吸が苦手なんだ”とかね。そして、ヨガを続けることで肺を覆っているあばらや筋肉が柔らかく広がり、身体のなかの管というかエネルギーや酸素がぐんぐん通るようになっていきます。そうすれば、呼吸も自然と深まっていきますよ」
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