ヒマラヤ山脈の聖地「神の道」と、小倉の神様。不思議でちょっぴり恥ずかしい、共通して私に起きたことの原因は同じ?
数年前に、ネパールに行った時、日本人はだーれもいない、というかこんなところ誰が行くんじゃ!という位へき地に行ったの。ヒマラヤ山脈に連なるアンナプルナが結構間近に見える所。「神の道」と地元の人に呼ばれている山間を馬で半日かけて次の村を目指す。神の道はそれは風がきつくって、顔全体にショールをかけていても口がジャリジャリしてくる。お馬さんたちも風から顔を背けて、というか自然に顔が曲がるの?って厳しさ。時に谷を通り、そして多くは……。いやぁー、これが恐怖で、幅1mもないぞ、という断崖絶壁を馬に乗っていくわけ。私、本格的乗馬体験はそれまでゼロ。顔が引きつりましたです。「私の命、アンタ様に預けたから。よろしくね!!!」って馬に願をかけながら行きました。もちろん、お馬さんも死にたくないわけで、右足を出してみたり左足を出してみたり、足場を確かめたり。さすがにあまりに恐ろしい時は降りて自分の足で歩きました。すべてを浄化しきるようなすさまじい砂塵。そこでも、神の道に足を踏み入れた時から、超膀胱炎状態になってしまったのです。あぁ、馬には一人で乗れないわ、降りれないわ、もちろんトイレはどこにもないわ。けれど、そんなことを言っている場合ではありません。確実に2・30分ごとに尿意を感じてしまいます。ヒマラヤ登山ガイドである“山の民、シェルパ族”の青年の腰を気にしつつ「降ろして〜」と叫び、ちいさな灌木の陰で用足し。きっと彼の腰はかなりのダメージを受けたに違いない。ごめんなさい!! けれど不思議なことに、神の道を超えて村に入ったら症状が消えたのよねぇ。ほんと。まぁ、その時は病院で検査したわけじゃないから、実際に膀胱炎を起こしていたのかどうかわからないけれど。でも、今回は正真正銘の(って威張ってどうする)の膀胱炎。なぜか癒しを生業とする人たちとお会いする前に起こし、会い終ると終息の方向へ。もちろん、全快ではないけれど。小倉の神様こと末永フミ子さんしかり、越智啓子先生しかり、私の中で浄化が起きたって感じがするの。まぁ、事実は分かりませんけどね。事実は“お会いする前からひどくなり、最中から良くなり、その後はかなりの改善”ということ。そして、お水を多量に飲む必要が生ずるので、多量のお小水が体外に出たこと。さて、これはデトックス? 浄化? 偶然? いずれにしても、皆樣、何にしろ冷えはイケません。温かくホッとな女になりましょう。
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