自律神経とは自分を律する神の道(経路)だと思うんだ―兼元 謙任氏
在日韓国人であることから壮絶なイジメを受け、それが原因となり極度の自律神経失調症となった兼元 謙任氏。子供のころから入退院を繰り返す。ある時、病院で隣のベッドの方ら「あなたは前世海賊だったのね。人をいっぱい殺してきたから、今世辛い目に合っているのよ。でも、それは前半まで、人生の後半は良いことがあるから決して負けずに頑張って」と言われ、なぜか納得をしたそう。今日、打ち合わせに行ってきたスタッフに株式会社オウケイウェイブ代表取締役 兼元 謙任氏が、なぜこのお話をされたのか、それはわからない。けれど、“人生で起こるすべてを受け入れて生きている”スタッフはそう感じたという。
「自律神経は自分の中のもう一人の自分。人の悪口を言う、愚痴を言う、そういうことは自分の中の自律神経を傷つけていることになると思う。そうすると自律神経の働きが悪くなるんだよね」。これを防ぐためには、言葉に出して自分をほめる、認めるということが大切だと兼元氏。そして、自律神経とは文字通り、自分を律する神の道(経路)だとも。
ホームレス時代にはコンビニの残り物を食べていた、という兼元氏。ある時、ハンバーガーにタバコが仕込んであった。それは、コンビニ店員の嫌がらせ……。思わず悲しさと情けなさにおいおい泣いたという。人はどうして同じ人である他人に意地悪をするのだろう? 兼元氏はたくさんの悲しみを知っている人だ。そしてそれを嘆くだけに終わらせず愛に変えたからこそ、困っている人たちを助けるという今のビジネスモデルを思いついた。
成功する原動力が“愛”。それは誰しもがきっと望むこと。兼元氏は癒しフェアでは普通の成功例ではないお話をしたいという。300%あり得ないと言われていた、マイクロソフトからの出資を取り付けた、彼のメンタル。そういうことを包み隠さずきっと話してくれるだろう。
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