女性が幸せになれば、世界も輝く! 由井寅子先生のホメオパシー「愛」のセミナー講演
「人間関係とは他人の中に自分自身を見いだすこと」とは、ホメオパシーの第一人者、由井寅子先生の言葉。多くの人が人間関係に悩んでいる。流してしまえる関係ならばまだしも、肉親ならばその悩みも言葉では言い表せないほど深刻だ。
寅子先生の講演会に出ると、可愛いはずの我が子を憎んでしまう、手を挙げてしまう、などの問題で寅子先生のホメオパシー健康相談に訪れる方も多い。寅子先生は「あなたが子供のときはどうだった?」「お母さんとの関係は?」などといくつかの質問を投げかけ、的確に相談者の悩みの本質(インナーチャイルド)を見抜きレメディを出していく。相談者はたいていの場合、せきを切ったように涙を流し、感情を溢れさせる。それを見ていると、経験の長さだけでは語れない、“ホメオパシーを受け継ぐもの”としての資質を寅子先生に感じざるを得ない。
子供のころから引きずっている心の闇は、きっと誰にでもあり、もっとも厄介。でも、寅子先生と出会って「それは転じると最高の光になりえるもの」と教えてもらった。また、寅子先生は生まれてからのみではなく、胎児の時から我々は母親の影響を多大に受けていると言う。
「ミトコンドリアのDNAのように、母親の意識が連綿と子孫に受け継がれ(注:ミトコンドリアの中にはミトコンドリア固有のDNAがある。受精卵に入るのは精子の頭の部分だけで、そこにミトコンドリアは含まれていないので、ミトコンドリアDNAは代々母親のものが子に伝わる)、いってみれば母親の意識のコピーのようなものが、胎児の意識の核に作られているわけです」(寅子先生著書 インナーチャイルドが叫んでいるより引用)
DNAのみならず、胎児は母親の感情をダイレクトにかぶり、悲しみ、喜び、怒り、愛などの要素を受け継いで生まれてくる。だからこそ、母親となる女性が自分の中のネガティブな感情を癒し、負の連鎖を断ち切ることが必要なのだ。
ホメオパシーは薬ではない。だから妊娠中も心配なく使用することができる。じゃ、何?私なりに捉えたホメオパシーは気であり、エネルギーだ。動物や植物、鉱物が持つエネルギーを利用して、感情や病が持つ特有のエネルギーを出し切ることで、癒す。
癒しフェアは今回から、不妊の問題にも取り組んでいる。欲しいと思った時に授かるかどうかわからないのが子供。でも、できることはたくさんある。ホメオパシーで言うならば、
●シーピア―女性ホルモンの不足。マリアの心(母性)をつくる
●タイガーズアイ―男性から受けた性的ショックをキレイにする
●カーボベジ―疲労困憊でとても子供なんてつくれない
●イグネシア―過去の失恋の痛みが癒えていない
などまだまだ関係するレメディはたくさんある。
自分を受け入れ愛すること、それは湧きあがってくる他者への愛にも通じる。100%自分を受けいれている時、愛を求めることはなくなると寅子先生は言う。
「できるだけでいいから愛を与えてごらん。『そうしたら、それは倍になってあなたに返ってくるでしょう!』などとは言いませんよ。返ってくるなんてことはどうでもいいです。ただ与えて与えて、与えるだけなのです。それが真の愛であり、そこに秘密があるのです」(愛じゃ! 人生をかけて人を愛するのじゃ!より引用)
その秘密の答えが、講演で解き明かされるかもしれません。
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