立教大学法学部を卒業後、家庭教師・塾講師などフリーターをしながらカワイ音楽教室ピアノ、電子オルガン講師を経てグランドハープと出会う。血豆を破りながらの10時間の練習を続けた結果、1年後には静岡県浜松市グランドホテルラウンジデビュー。
その後、都内を中心にホテルラウンジ、クラブ所―などで、そのポピュラリティーの高い音楽性で名を馳せ、クラシックの王道を極めるべく、独ケルン交響楽団元首席奏者杉山敦子師の門戸を叩く。育児の傍らのままならぬ練習のなか、オーケストラハープ奏者としても活動の場を確保。さらにウッドベースや和琴とのデュオなど独自の世界を繰り広げる。音楽性ばかりではなく、楽器の幅を広げるべくインディアンアルパにも挑戦。当時絶大の人気を誇る上松美香氏に支持し、インストラクターとしても活動を始める。不況の中、ハープの運搬費も思うに任せぬ音楽界にあって、アルパを肩にしての全国展開に活動はいつしかグランドハープ、インディアンアルパ両刀となる。
現在は関東甲信越6教室を数え、私生活では母子家庭の子育て、母親の介護など乗換える影は微塵も見せず、今日も明るいトークと華麗な演奏で観客を魅了する『生がお勧め』の奏者である。
<公演> 日時:2010年8月8日(日)11:30~12:30 場所:ワークショップ会場2 料金:無料 |