出展者インタビュー
公益財団法人 日本補助犬協会様
人と人、人と犬との共生社会を目指して
平成14年の身体障害者補助犬法の施行を機に設立された、日本で唯一3種類(盲導犬、介助犬、聴導犬)全ての補助犬を育成および認定できる法人、日本補助犬協会様。協会の活動や健康生活フェア参加についてお話を伺いました。
Q. 補助犬や日本補助犬協会さんの活動について教えてください。
「身体障害者補助犬」(以下、補助犬)とは、目の不自由な方の歩行を安全に導く盲導犬、身体の不自由な方の落とした物を拾い上げることや扉の開閉等の日常生活を手助けする介助犬、耳の不自由な方の生活に必要な音を伝える聴導犬、この3種類の総称です。
日本補助犬協会は、「誰もがあたりまえに暮らせる社会」をモットーに、「その人にとっての、よりよい生活」のため、補助犬との生活を選択・希望する障害者の方へ、補助犬を無償貸与しています。
また、2020年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピックで、海外からも多くの補助犬を同伴してくることが想定されます。そのため、補助犬と補助犬使用者への対応方法を学ぶ「補助犬ガイド士養成講座」を弊協会主催で開催し、人と人、人と犬との共生社会を目指して活動しています。
Q. 健康生活フェアのブースではどのような商品を販売されますか。
仔犬の育成応援キーホルダーやボランティアさん手作りの可愛い小物、手作りの犬の首輪とリードなど、補助犬チャリティー商品を販売します。チャリティーグッズの売り上げは補助犬の育成費用として大切に使用させていただきます。
Q. 実際にブースではどのような体験ができますか?
実働している補助犬とは普段は触れ合うことができませんが、今回は特別に「盲導犬・介助犬・聴導犬の3種類の補助犬とのふれあい」をテーマに、実働している補助犬や、訓練中の補助犬たちと触れ合うことができます。優しく穏やかな補助犬との触れ合いをぜひ体験してみてください。
また、訓練士や補助犬ユーザーによる質問コーナーもとても人気があります。
Q. どのような方に特に体験していただきたいですか?
補助犬の受け入れ義務のある公共交通機関、不特定多数の方が利用する店舗に勤務されている方などにお勧めしたいです。
先ほどもご説明しましたが、身体障害者補助犬法により、補助犬の施設での受入れが義務付けられるようになりました。そのことにより、補助犬を伴っているお客様をお迎えすることもあるかと思います。ところが、補助犬についての知識がないと戸惑うことも多々あるのではないでしょうか。ぜひとも、実際の補助犬と触れ合い、補助犬を知り、この機会に理解を深めていただきたく思います。
Q. ご来場される方へのメッセージをお願い致します。
身体障害者補助犬法に定められた3種類の補助犬、盲導犬・介助犬・聴導犬が会場で皆様をお待ちしております。
犬好きな方はもちろん、犬の苦手な方も、心優しい補助犬達に会いに来てください!!
公益財団法人 日本補助犬協会
http://www.hojyoken.or.jp/