癒しフェア出展者インタビュー　「株式会社ボタニカルファクトリー」

①御社について簡単に教えてください。
 
【私たちの工場について】
 
工場のある鹿児島県肝属郡（きもつきぐん）南大隅町は、九州本島最南端に位置し北緯31度線を境に亜熱帯気候と温帯気候が混在し、およそ4000種類もの多種多様の植物が群生する風光明媚な場所にあります。その豊かな大自然の植生を活かし、お客様にとりましてお肌に優しく、環境にもやさしい「ナチュラルコスメの本質を追求した」商品づくりをモットーにしております。私たちの工場は、平成25年3月に最後の卒業生1人を送り出した後に閉校となった「登尾小学校」の学校跡地です。教室をクリーンルームにリノベーションして、ハーブウォーター（蒸留水）やアロマオイル、植物エキスの抽出など、原料づくりから化粧品商品化までを一貫生産しています。原生林の山々を背後に控え、眼下に錦江湾の夕日が沈むロケーションで、時よりふと聞こえる鳥や森の動物達の鳴き声が今はいない子どもたちの声のように響き渡る、その様な大変静かで緑豊かな環境でモノづくりを行っております。
 
②癒しフェアのブースではどのような商品を販売されますか？
 

 

天然由来成分100％鹿児島の地産化粧品【ボタニカノン】全35アイテムの販売。
 
鹿 児 島 の「 ボ タ ニ カ ル（ 植 物 ）」を 地 産 原 料 と し た ス キ ン ケ ア 、ヘ ア ケ ア 、さ ら に 環 境 配 慮 型 食 器 洗 い 洗 剤 ま で を網 羅 し た「 B O T A N I C A N O N ® 」（ ボ タ ニ カ ノ ン ）シ リ ー ズ 。
 
ブランド名の「BOTANICANON（ボタニカノン）」とは、“BOTANICAL（植物）”と“CANON（輪唱）”をかけ合わせた造語です。大隅半島の大自然の植物が、まるで輪唱を奏でるように幾重にも折り重なる様をブランド名として表現しました。ボタニカノンのコンセプトは「合成界面活性剤、防腐剤、合成着色料、香料、アルコール全てがフリー。天然由来成分100％のラインナップ」
 
それらは以下の考えを元につくられています。
 
◉合成界面活性剤を使用しないことでお肌の「バリア機能」を保護し、角質を柔らかくお肌のターンオーバーを促進させることを、全てのスキンケア商品の共通のテーマとしております。
 
◉全商品で可能な限り「水」を使用せず「ハーブウォーター（蒸留水）」を使用しています。
 
◉固形石鹸はコールドプロセス製法、液体石鹸はカリ石けん素地づくりから全て自社製造にこだわります。
 
◉全商品に必ず一部は「鹿児島県産無農薬原料」を使用しており、可能な限り自社抽出植物エキスを配合します。
（契約栽培ー月桃、ホーリーバジル／自社栽培ーハイビスカスローゼル／野草ードクダミ、よもぎ、スイカズラ）
 
◉可能な限り自社栽培もしくは契約栽培の植物エキスを使用し、耕作放棄地対策に寄与するハーブを使用する事や、廃棄処分されていた無農薬の規格外農作物（タンカン、パッションフルーツ、辺塚ダイダイ等）を積極的に買取りすることで近隣農家と助け合う商品づくりを心がけております。
 
◉限りある資源の再活用として「小学校跡地活用」した工場から生まれる商品は、全てケミカルフリー。
 
「食器洗い石けん（ディッシュソープ）」等の環境対応型商品の販売を石けんメーカーとして責任ある環境対策活動と位置づけ、
 
化粧品というカテゴリーだけにとらわれずに普及啓蒙に努めて行きます。
 
③来場者はブースでどのような体験ができますか？
 

 
スキンケア商品全アイテムのお試しと、15mlサイズのミニボトル試供品（スキンケア5アイテム、シャンプー、リンス等）の無料試供品の配布。
 
④特にどのような方にお勧めですか？
 
◉天然由来成分100％、ケミカル、合成界面活性剤、防腐剤、着色料、香料、アルコールなどオールフリーのナチュラルコスメをお探しの方。
◉アトピー、アレルギー、皮膚トラブルにお悩みの方。
◉原料のトレースがしっかりしている化粧品をお探しの方。
◉ハーブウォーターやアロマオイルに関心の深い方。
◉農業生産物の有効活用や耕作放棄地の対策に関心の深い方。
 
⑤来場者へのメッセージをお願い致します
 
◉私たちは化粧品の製造と販売を通じて、日本の過疎地における新しい産業の振興を図るべく、農業従事者との連携や観光事業との連携を深めていきたいと常日頃から考えております。商品以外にもその様な観点からご興味がある方は、ぜひ当ブースにお立ち寄りくださいませ。鹿児島県の最南端、南大隅町から全国、アジアに通じる日本のナチュラルコスメ「地産化粧品」を広め、お肌のトラブルに悩まれる方に少しでもお役に立ててなおかつ、地方創生に寄与できればと思っています。どうぞよろしくおねがいします。